CLINIC 9ruでは、
⾃⼰脂肪由来幹細胞を静脈点滴により
導⼊する治療を⾏っています。
自己脂肪由来幹細胞治療とは、自身の細胞から抽出し1億セル程度に培養した幹細胞を直接注射することで、顔や首などの皮膚に現れる加齢による変化やアレルギーに対する改善効果を得る再生医療手法です。この治療では、間葉系幹細胞が様々な細胞に分化でき、サイトカインと呼ばれるタンパク質を生成する能力を持っています。これがコラーゲンの生成を促進したり、異なる細胞を活性化したりすることが確認されています。幹細胞は自ら数を増やし、損傷した箇所を検知すると、そこで様々な栄養因子を放出し、組織の保護と再生を促進する機能を持っています。
しかし、20代後半から急激に体内の幹細胞が少なくなり、新しい組織細胞ができにくくなります。新しい組織細胞が生まれないと老化していき細胞機能をほぼ停止しつつわずかに生きているゾンビ細胞が増加します。これらのゾンビ細胞は老化因子(SASPs)であり、これは老化促進因子や炎症因子を放出し、周辺の正常細胞を老化させてしまいます。このような老化因子を除去するために、自分自身の幹細胞を培養施設にて大量に培養し投与することで、アンチエイジング効果を最大限に引き出します。投与による効果としては、古くなった組織が新しくなつたり、血管内膜の炎症の改善、アトピーの改善、慢性的疲労の改善、男性機能の改善、更年期障害、記憶力、全身の疼痛の改善、視力の改善、見た目の若々しさの改善など様々です。
CLINIC 9ruは
第二種再生医療等提供計画番号を
厚生労働省より取得しています
幹細胞を用いる再生医療は、厚生労働省が認めた特定認定再生医療等委員会でその治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制が厳しく審査されます。CLINIC 9ruは正式なプロセスを踏み厚生労働省に第二種再生医療等提供計画を提出し、計画番号を取得した医療施設です。


《細胞治療コンセプト》

01

自社培養した細胞を点滴で全身投与

「患者様」の幹細胞を当クリニックグループ内の細胞培養加工施設において、国内トップレベルの臨床実績を誇る再生医療認定医の下、専門技術を習得した専任培養士が最終的な細胞検査まで責任を持って培養します。外部委託でないことで、細胞の状態を事細かに把握できます。当クリニックグループ内で培養した幹細胞を、患者様のお悩みに応じ、「点滴による全身投与」が可能となっております。

02

自己脂肪由来幹細胞を徹底管理で培養

CLINIC 9ruの幹細胞は、当クリニックグループ内の培養加工施設において厳格な品質管理体制の下、安全性と効果性が確保された自己脂肪由来幹細胞を利用した再生医療を提供しております。

バイオスタイルクリニック内 細胞培養加工施設
https://biostyle.clinic/cpc/

施術の流れ
  • STEP 1
    問診および術前採血
    医師が治療の特徴と期待される効果などを説明致します。また術前に感染症などの検査を受けて頂きます。術前に画像診断を併用することがあります。今までの診療録やCTやMRI等の画像をお持ちの方はご持参下さい。入手が難しい場合はご相談ください。提携機関で撮影することも可能です。
  • STEP 2
    脂肪採取および培養用の採血
    症状に合わせて、骨髄または脂肪の採取を行います。
    へその中に約5mm皮膚を切開し、米粒1~2個ほどの脂肪を採取します。術後、この傷はほとんど目立たず、痛みもほぼありません。採取自体は短時間で終了し、抜糸の必要はありません。また、同日に培養の行程に必要な血液を採取します。
    *若干の内出血を来すことがありますので、当日の長風呂や過激な運動はお控えください。
  • STEP 3
    培養
    組織採取後すぐに、CPC内にて細胞培養を開始し、治療に必要な数まで増やします。全行程はCPC内にて行われ約3-4週間の期間を要します。
    *患者様によって若干前後しますのでこの時点では投与日は確定できません。
    *培養過程で異常が認められた場合は培養を中止することがあります。
  • STEP 4
    ご連絡
    細胞培養開始約2週間後のある段階で残りの培養に必要な期間が確定します。ここで投与日(治療日)をご相談の上、確定させて頂きます。細胞投与を最適な条件で行うために、一度確定された投与日(治療日)は原則として途中変更できません。
  • STEP 5
    投与(治療)
    確定させて頂いた日時に治療を行います。次回の投与をお考えの方は、培養に必要な血液を採取致します。